日本で働いて年金を払っていた外国人が帰国するとき、「脱退一時金」を受け取れる場合があります。もらえるお金なので、忘れずに手続きしましょう。この記事では、脱退一時金の対象・金額・申請方法を解説します。
脱退一時金とは
日本で年金(厚生年金・国民年金)を払っていた外国人が帰国するとき、一定の条件を満たすと受け取れるお金です。日本を出国した後に請求します。
対象になる人
- 年金の保険料を6か月以上払っていた
- 日本の住所がなくなった(帰国した)
- 年金を受け取る権利がない
金額の目安(いくらもらえる?)
金額は、払った期間と月給によって決まり、払った期間が長いほど多くなります。ただし上限があり、最大で60か月(5年)分までが計算の対象です(2021年4月以降に年金を払った期間について)。それより長く払っていても、5年分が上限になります。正確な金額は、日本年金機構の計算方法(本記事末尾の出典)で確認できます。給料から引かれていた年金の考え方は給料と手取りの基礎をご覧ください。
申請の方法とタイミング
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 出国前 | 「納税管理人」を決めておくと税金の還付に有利 |
| 出国後 | 年金事務所に請求書と必要書類を送る |
| 期限 | 出国から2年以内 |
税金の還付
脱退一時金からは所得税が引かれますが、納税管理人を指定して確定申告をすると、その一部が戻ってくる場合があります。
まとめ
脱退一時金は、帰国する外国人が受け取れる大切なお金です。出国から2年以内に、忘れずに請求しましょう。日本での手続き全般は日本での生活リストもご覧ください。