前の記事で、定住者・永住者・日本人の配偶者等が就労制限なしの即戦力であることを解説しました。では、実際にどう採用すればいいのでしょうか。この記事では、採用方法を「費用・スピード・定着」の観点で徹底比較し、自社に合う選び方を示します。
採用方法は大きく3つ
定住者・永住者は就労制限がないため、日本人と同じくどの採用方法も使えます。
| 方法 | 費用 | スピード | 定着 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| 直接採用 | ◎ 低い | ○ | ◎ | 長期・自社育成・コスト重視 |
| 人材紹介 | △ 紹介手数料 | ◎ 早い | ○ | 採用工数を抑えたい |
| 人材派遣 | △ 継続費用 | ◎ 早い | △ | 短期・繁忙対応 |
直接採用(ダイレクトリクルーティング)
自社の求人や、外国人向けの一括問い合わせサービスで、日本在住の外国人材に直接アプローチする方法です。
- メリット:紹介手数料がかからず、長期で見ればコストが低い。自社に合う人を選べる
- デメリット:応募が集まらないと採用が進まない
- 向いているケース:長期雇用を前提とし、コストを抑えたい企業
応募が集まりにくい場合は、母国語での訴求や、寮・送迎などの条件を明示することが効果的です。
人材紹介
紹介会社から候補者の紹介を受けます。
- メリット:採用工数を抑えられる。早く採用できる
- デメリット:紹介手数料(年収の一定割合)がかかる
- 向いているケース:採用に人手を割けない企業
人材派遣
派遣会社のスタッフを受け入れます。
- メリット:必要な期間だけ受け入れやすい
- デメリット:派遣料金が継続的にかかる。建設・港湾など派遣が使えない業務もある
- 向いているケース:短期・繁忙対応
自社に合う方法の選び方
3つのステップで考えると選びやすくなります。
- 期間:長期なら直接採用、短期なら派遣
- コスト:抑えたいなら直接採用
- 工数:割けないなら人材紹介
多くの企業にとって、長期・コスト重視なら「直接採用」が第一候補になります。費用の詳細は外国人採用のコストと費用対効果もご覧ください。
まとめ
- 定住者・永住者はどの採用方法も使える
- コスト・長期重視なら「直接採用」が有力
- 応募を集めるには母国語・条件の明示がカギ
自社に合う方法が見えてきたら、あとは実際にどこで・どうやって出会うかです。次は、就労制限なしの定住者・永住者の具体的な見つけ方・採り方を解説します。